株式会社三井ハイテック

工作機械

基本情報

不可能を可能にする技術で

三井ハイテックの工作機械は、まず自社用として研究、開発されていますので、その操作性、耐久性は、すべて使う立場から開発するという姿勢から、生み出されています。

ラインナップ

使う立場から開発された研削盤でお客様の精密研削加工をバックアップします。
  • HPR-PCNCF-R'

    小型多機能NC研削盤
    コンパクトで高精度加工を実現

  • MSG-S500-R'

    回転2軸を付加した5軸NC研削盤
    ワンチャッキングで多面加工を実現

  • MSM-550S

    超精密細溝加工機
    光学コネクタ用等の高精度ピッチ細溝加工が可能

  • MSG-135HG

    超精密大型平面研削盤
    ワンランク上の研削面精度を実現

  • MSG-818PCNC

    当社オリジナルNC制御採用のNC研削盤。
    お客様専用の対話画面カスタマイズも可能

  • MSG-200M

    手動タイプ研削盤。
    販売依頼ロングセラー(累計販売台数11000台を達成)

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サービス

お客様の手を止めない専門サービス

定期的なパーツ交換や予防保全の為のメンテナンスなど、技術者を派遣して点検サービスを行います。
また、ビデオチャットアプリを用いた遠隔支援サービスも承ります。

01

遠隔支援サービス

スマートフォンやタブレットを用いたビデオチャット(無償)で異常発生時でも迅速な診断サポートを行います。

02

オーバーホール事業

お手持ちの古い平面研削盤を新品同様の機械に再生できます。オーバーホールを実施しており、皆様より高い評価を頂いております。

■オーバーホールのメリット

老朽化した古い設備を低価格で新品同様に再生できます。鋳物(ベース,サドル,テーブル,コラム)の天然シーズニング(枯らし)ができており、素材として一番いい状態で精度更正が行えます。<経年変化なし → 精度安定>長年使用することにより、新しいものに比べ使い勝手が良く、愛着があります。※オーバーホール作業の間は、貸し出し機をご用意致しておりますので、ご安心下さい。

03

アフターサービス

スピンドル交換動画マニュアル配信

スピンドルをご注文いただいたお客様には、スピンドル交換動画マニュアルを配信しております。お客様ご自身でスピンドル交換を行うことで、交換技術料30,000円+出張、交通費が無料となります。※作業に必要な治工具は貸出いたします(別途送料要)

パーツ修理

経年摩耗によるネジとギヤー、パッキン等の部品を供給します。精度更生に必要な部品、左右スライドウェイ、ボールリテイナー、主軸スピンドルなど、現地交換いたします。※MSG-200M以外の機種については、別途お問い合わせ下さい。

特長

01精密加工

当社の汎用平面研削盤には、動作がスムーズなボールガイド方式を採用しています。
ボールガイド方式は一般的に剛生が低く、鏡面加工には不向きと言われていますが、構成部品の高精度と高剛性を追求してきたことにより、他ガイド方式と比較しても遜色のない面粗度加工が可能です。
またキサゲ作業により仕上げられたV溝ガイドタイプの上位機種では直進性、剛性にも優れ、より高品位な面精度やピッチ精度を実現します。

加工例データ

工作物 SKD-11/砥石 ダイヤモンド/砥石周速 800m/min/テーブルスピード 9m/min./送りスピード 40mm/min./加工精度 Rmax 0.1μm

02製造ラインのこだわり

「安定した品質」をお客様にお届けするために

工作機械の製造ラインに石製の定盤を敷き詰めたフロアを設置しました。
定盤は機械組立の基準平面として用いられますが、石定盤は熱膨張が鉄より小さく、機械的性質に優れ、経年劣化にも強いため、その特徴を生かし、サブミクロン精度の研削盤を生み出すラインを実現しました。

03キサゲ仕上げ

三井ハイテックの研削盤はすべてキサゲ作業により高い精度を実現しています。(2μm/100mm)
平面に深さ1μmの窪みを均等に彫り込むことで油膜の油だまりをつくりだしスムーズな摺動を可能にします。

04三面定盤について

キサゲ作業と3枚合わせという手法により職人の技法により平面定盤を作り上げます。
このキサゲ技術を基盤に当社の研削盤は作りあげられており、安定した品質を実現しています。

05鋳物について

鋳物は全て品質の高い日本製のミーハナイト・メタルを採用。
機械全体の品質向上の一役を担っており、
日本製鋳物の特徴として

・長年の鋳造実績による欠陥の少ない鋳造方法
・高品質を担保する元湯管理
・技量の高い作業者による再現性の高い鋳込み

など欠陥に対する対策が万全であることが挙げられます。
三井ハイテックは品質保証のひとつとして、ベース前面にミーハナイトマークと日本製の標記をしています。
※ミーハナイト・メタルとは、ミーハナイト法によって製造される種々の鋳鉄をいう。

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