入社3年目から広東工場(中国)に出向。客観的事実に基づく業務改善文化をグループ会社から全社に広げたい | 技術系 | 社員インタビュー | 採用情報 | 株式会社三井ハイテック

入社3年目から
広東工場(中国)に出向。
客観的事実に基づく業務改善文化を
グループ会社から全社に広げたい

技術系

三井スタンピング 品質管理部 品質管理グループ

2017年(新卒入社)

#異動経験 #グローバルに活躍 #成長実感

INTERVIEW

海外勤務の希望が
早いタイミングで実現する

当社を志望した大きな理由の1つは、超精密加工にこだわったものづくりをグローバルに展開していることに惹かれたからです。また、人生経験として一度は海外で働いてみたいと思い、入社後に「将来的に海外勤務をしたい」と上司に伝えていました。
その希望は早くも叶いました。本社、モーターコア事業本部電機事業部の品質管理部で2年ほど経験を積んだ後、入社3年目に中国・広東の現地法人に出向するメンバーの一人に選ばれたのです。正直、想定よりかなり早いタイミングでしたが、「このチャンスを逃すわけにはいかない」と快く引き受けました。

品質管理以外の業務も広く経験
現地スタッフとの働き方も学ぶ

広東工場では、車載用モーターコア生産ラインの立ち上げメンバーとして品質管理を担当しました。5年の出向期間は私にとって、ものすごく貴重な経験になりましたね。海外拠点では、場合によっては自分の部署以外の仕事もフォローする必要があり、私も金型や生産ラインの設計、製造工程の不具合の改善などにも携わりました。それによって製造工程に関する広範な知識を身につけることができ、関係部署を取りまとめながら働く機会を得たことも、多くの学びにつながりました。

もう一つ、現地の中国人スタッフと一緒に働く経験を積めたのも大きな財産ですね。それぞれが自分の思ったことをストレートにおっしゃいますし、あいまいな説明をしてもなかなか納得してくれません。粘り強く相手を説得することで根気強くなりましたし、根拠を示しながら丁寧に仕事を進める大切さも学びました。

本社や広東工場(中国)での経験を生かして
グループ全体の品質改善に貢献

こうした本社や広東工場での経験が、現在の職場でも大いに役立っています。2024年に帰国すると、ほどなくグループ会社の三井スタンピングに出向することになりました。こちらもモーターコアの製造を手掛ける会社で、私はこれまで同様、品質管理グループに配属されました。品質改善活動や製品の不具合の原因究明などを担当していますが、本社や広東で幅広い業務に携わったおかげで、問題点を素早く見つけられるようになり、スピーディーに解決へと導けるようになりました。

25年5月からはマネジャーを務めているのですが、文化背景の異なるスタッフと苦心しながらもコミュニケーションをとり、協働したことが、現在の業務や後輩の育成にも生きています。物事を推測で進めずにデータに基づいて判断し、共に働くメンバーに事実ベースで話すことを大事にするようになったのは、やはり本社や広東工場での経験があったからです。

また、我々が重要視している価値観を表した「5現主義」を常に意識しています。「5現」は、現場・現物・現実・原理・原則を意味します。品質管理においては、不具合が発生した現場に自ら出向き、実際に「物」を見て、現実をしっかり把握する。そして、トラブルのメカニズムや法則を検証し、理解した上で改善に取り組む、ということですね。
三井スタンピングは会社の規模が小さいので、PDCAサイクルを高速で回せます。その強みを生かし、改善の成功事例をどんどんつくり、今後は国内外の拠点にフィードバックして、三井ハイテックグループ全体の品質向上に寄与したいと考えています。
三井ハイテック・三井スタンピングは事業規模をどんどん拡大しており、これから入社される皆さんも必ず活躍できる場所が見つかるはずです。社是にあるように、「世界の人々に役立つ製品をつくる」ため、ぜひ一緒に働きましょう。

1 DAY SCHEDULE
ある日のスケジュール

08:30 出社、メール確認
09:00 部内朝会、前日寸法データ確認
10:00 新規品立ち上げ 生産準備会議
12:00 昼休憩
12:45 既存品 定例会議
14:00 現場品質不具合改善活動、社内会議
15:00 会議で挙がった宿題事項の対応、資料作り
16:00 海外工場を含めた定例会議
17:00 1日の振り返り、翌日の予定確認
17:15 退社