三井ハイテックだからこそできる高難易度な金型設計を9年。現在のやりがいはお客様からの感謝 | 技術系 | 社員インタビュー | 採用情報 | 株式会社三井ハイテック

三井ハイテック
だからこそできる
高難易度な金型設計を9年。
現在のやりがいはお客様からの感謝

技術系

金型事業本部金型事業部
モータ金型設計部 第一モータ金型設計グループ

2013年入社(新卒入社)

#成長実感 #教育・研修 #家庭との両立

INTERVIEW

「自動車部品の金型を設計したい」
という入社面接での希望が叶う

大学のときは機械科を専攻し、CADを使った設計などを行っていました。インターンシップで金型メーカーを訪れたことがあるのですが、それ以降、金型に強く興味を抱くようになりました。
他にどのような金型メーカーがあるのかを調べていたところ、目に止まったのが三井ハイテックです。自動車のモーター部品の金型を製造していることを知り、「これはかっこいい」「自分も設計してみたい」と思いました。入社面接でそれらの設計に携わりたい、と熱意を持って話したところ、幸運にも希望通りの配属となりました。

他社ができない
難易度の高い金型を設計

入社してからの9年間は、モーターコア用金型の設計業務に携わりました。設計は、決まった仕様に対しておおまかに検討してから詳細な内容を考え、最終的にそれぞれの部品を図面に落とし込むという手順で行っていきます。
扱う金型は自動車用だけでなく、エアコンや洗濯機などさまざま。
一口にモーターコアといっても、同じ形のものはほとんどありません。金型に関しても、少ないもので50部品、多いものだと600もの部品で構成されていますが、既存のものを転用することはなく、一つひとつオーダーメイドでつくっていきます。

特に三井ハイテックは、他社ではできないような難易度の高い金型を設計しているので、これまでに実績がない形状のオーダーも少なくありません。例えば、EV(電気自動車)などでは、今までに見たことがないモーターコアの形状を要望されることがよくあります。
そうしたお客様の要望に対して、上司などの助けを借りながら、構造や素材の材質に工夫を凝らし設計していきました。それが難しくもあり、一方では、楽しくもありといった感じでした。

お客様と接する業務を担当し
視野が広まる

こうした金型設計の経験を活かして、2年前からは金型の「見積り」をする業務を担当しています。営業担当者とともにお客様を訪問し、要望を直接伺った上で、お客様が求めている製品を金型で実現できるかを精査。金型の仕様や制作費用などを導き出して、提案します。
お客様と直接やり取りを行うので、要望をより深く理解することが可能ですし、実際の現場でどのように金型が使われているのかを知ることができるため、視野が広がりました。技術的な提案をすることでお客様から感謝の言葉をいただくこともあり、仕事にやりがいを感じています。

一方、自分にはまだまだ足りないところがあることも実感しています。例えば、設計仕様を決めた後に試作をして、お客様の要望通りの製品がつくれるかどうか調整する工程があるのですが、その知識をもう少し学んでいきたいと感じています。今後はそのような調整工程も経験し、総合的な知識を身につけたいと考えています。上司たちのように、技術面でも対外的なコミュニケーションでも、頼れる人材になることが目標です。

会社の制度で毎日30分
オンライン英会話を実施

ワークライフバランスを重視していることも、三井ハイテックの長所だと思います。近年は、会社全体で育児休暇の取得を推進しており、私自身、3年前に3カ月間の休暇を取得。近々、2人目の子供が生まれたので、2回目の育児休暇を数カ月間取得する予定です。

また、資格取得や語学学習など、社員のスキルアップを支援する制度も充実しています。私も今の業務を始めてから、打ち合わせで英語を使う場面が出てきているので、会社の制度を利用して、半年間、オンライン英会話のレッスンを受講しました。毎日30分ずつ外国人講師と会話することで、少しはレベルが上がったかな、と感じています。

不安は誰にでもあると思いますが、三井ハイテックには困ったときに相談できる環境が整っています。ぜひ皆さんと一緒に、世界の人々に役立つ製品をつくっていくことができればと思っています。

1 DAY SCHEDULE
ある日のスケジュール

08:30 出社、朝会、メールチェック
09:00 金型設計(仕様確認・金型構造検討)
12:00 昼食
12:45 顧客との金型仕様のWEB打ち合わせ
14:00 金型設計(顧客要望事項の検討)
16:00 部内打ち合わせ・仕様確定
17:15 退社