MACシステムの考え方としては、GM社が特許を持っていましたが、当社の基幹技術である超精密加工技術を応用し、切刃に超硬材を使用し実用化したのは当社が初めてです。
開発当初は、国内の技術者には受け入れてもらえなかったため、私は市場を海外に求めました。三井のMAC製品を米国、ヨーロッパで展開したことにより、日本に逆輸入され、日本国内でもMACシステムが採用され始めました。
この画期的な技術開発は、その後の家電製品の普及に大いに貢献しています。
また、MACシステムの転積技術で、モーターコア材料の板厚偏差による積層誤差を少なくすることが可能になったため、打ち抜いた瞬間、精密に積層されエアーギャップ(ステーターとローターの間の隙間)が狭まり、小さいモーターでも大出力が出せるようになり、その後のモーターの小型化に大きく貢献しました。